クレンジングを選ぶ際のポイント
洗顔やクレンジング、化粧水、乳液といったスキン
ケアの工程の中で、クレンジングはお肌への負担が
最も大きいです。
お肌のことを考えると、クレンジングは特に慎重に
選ぶことをおすすめします。
販売されているクレンジングの多くは「合成界面活
性剤」が含まれています。
界面活性剤の役割
肌にとって負担な界面活性剤を使うには理由があり
ます。
メイクには、油分が多く含まれています。
この油分は洗顔では落とせません。
そこで、界面活性剤の登場です。
界面活性剤が、水分と油分を乳化させます。
そして、メイク汚れの油分を浮き上がらせる
ことでメイクを落とすことができるのです。
合成界面活性剤のメリット・デメリット
皮膚は表面から「表皮」・「真皮」・「皮下組織」
の3つの層で構成されています。
皮膚組織の厚さは、表皮が0.1~0.3mm、真皮が1~
3mmであり、外部からの刺激を守ったり、皮膚の
水分が蒸発するのを防いだりする働きがあります。
界面活性剤は、このバリアゾーンを壊してしまう原
因になります。
バリア機能が壊れると、肌の乾燥やハリの低下やに
つながったり、肌に炎症がでる可能性もでてきます。
合成界面活性剤とは、化学的に合成して作られたもののことをいいます。
お肌にとって必要な皮脂を取りすぎてしまいやすく、肌細胞にもダメージを与える原因にもなります。
その他にもこんなデメリットがあります。
- 肌に必要な皮脂まで取り除いてしまう
- 皮膚に吸着して刺激となる
- 肌の保湿成分を外に逃がしてしまう
デメリットをみてわかる通り、界面活性剤のク
レンジングは、肌にとって負担が大きいです。
美肌を保つためには、メイク汚れを落としつつ
も、お肌にうるおいを残してくれるようなクレ
ンジングを選ぶことが大切です。
クレンジング料を選ぶときは、合成界面活性剤
の入っていないもの、またはできる限り量の少
ない配合のものがおすすめです。
界面活性剤が入っていないかったらメイク残らないの?
その方が肌に負担がある気がする。
その通り!
メイクが落ちずに肌に残ったままになると毛穴の中で皮脂が詰まるの。
そうれば、黒ずみの原因になるの。
メイク残しが肌に与える影響
肌に負担を与えないような成分のクレンジングを
使うのはいいことばかりではなく、デメリットも
あります。
顔に皮脂や汗、古い角質が残り、顔ダニのエサになります。
このダニが繁殖することで皮膚炎やかゆみの原因に。
さらに、ウォータープルーフのファンデーションや
口紅などの汚れも落としきれず肌の表面に残ってい
ると、毛穴が詰まる原因になります。
つまり、
界面活性剤が不使されていないものを使えば、
肌への刺激は減ります。
ただし、洗浄力が問題なんです。
どれだけ、肌に優しいものを使用してもメイクが残っ
たままでは本末転倒。
化粧品を作る上で界面活性剤は必要な成分なんです。
「界面活性剤不要のクレンジングは肌には良い!」と聞いて以前界面活性剤なしのクレンジングを使ったことがあります。
普段、ばっちりメイクしているせいか、メイク残りがひどかったです。
次の日までところどころメイクが残っていました。
2回ほど洗ってやっとメイクが落ちる感じです。
それでは、逆に肌への負担が多くなってしまうような気がしました。
界面活性剤は肌に負担がありますが、ほどんどの化粧品で配合されている理由がわかりました。
それ以降、界面活性剤不要のクレンジングは選ばないようにしています。
そこで…
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マナラ ホットクレンジングに含まれる界面活性剤
マナラホットクレンジングゲルにも界面活性剤が使
われてわれていますが、石油系界面活性剤ではなく、
「ステアリン酸グリセリル」といった植物由来の界
面活性剤です。